コロナ禍の中で我が家も徐々に建っていっています。
そんな中、ある日スミリンエンタープライズなるところから封書が届いてきました!中身を見てみると火災保険の案内が!
ふとしは以前保険会社に勤めていたこともあって保険には多少知識がありますが、自分のこととなると途端にどうしようと考えてしまいます。
「火災保険なんて引き渡し前でも大丈夫っしょ」
「せっかくのマイホーム万が一のことがあったらどうしよう」
「補償内容ってどんなものがあるのかよく分からない」
なんてこと自分が保険会社に勤めていた際によく聞いていたことでした。
住友林業で選べる火災保険の会社
住友林業で建てた人は住友林業グループのスミリンエンタープライズが代理店として三井住友海上もしくは東京海上日動の2社から火災保険を提案されます。
スミリンエンタープライズから保険を加入するメリットとしては下記の点が挙げられます。
- 保険料が通常で契約するより安くなっている。
- 事故の際に窓口が一本化される。
まず1の保険料が通常で契約するよりも安くなっているというのは住宅購入者向けに集団割引というものをしているからです。一定の規模の契約者層となることや顧客の囲い込みを含めた戦略で同じ保険会社で加入するよりも補償内容が同一であれば安く設定されています。(たいてい同じ補償内容であれば10%程度安くなっています)
そして2番目の事故の際に窓口が一本化されるというのは住んでからのメリットとなります。実際に住んでみて事故が発生した場合(この後書きますが、火災保険は火災以外の事故の方が圧倒的に多いです。)
そうした際に住友林業の担当者へ連絡をすれば保険金の請求ができる場合も窓口が一本となるのでいちいち事故の際に保険会社へ別途連絡する必要がなくなります。
また、事故があった場合は被害個所の写真を撮ったり、保険金請求書という書類を作って送ったりと非常に手間がかかりますが、そのあたりも写真や書類をまとめてくれるので便利です。
実際に自分たちでネット損保で加入した方が保険料が安いと感じている人も多いと思います。しかしながら、自分は保険料が多少高くてもハウスメーカーや銀行などの代理店販売で加入することをオススメします!
その理由は下記の2つ
- 火災保険の事故は起きる可能性が低く自動車保険より知識が必要
- お客さんが補償の対象となる事故の内容をすべて把握できていない可能性があるから
冷静に考えてみてください、交通事故と比べて火災の事故の話って周りの方から聞いたことはありますか?ということです。
近年は台風とか土砂災害が多いので少しづつ火災保険で保険金を支払ってもらったということを周りから聞いている方も増えて食ているかと思いますが、まだまだ少ないように思います。
だからこそ火災保険に加入するタイミング(新築のタイミング)でしか考える機会がないと思います。そうしたことからも火災保険については知識を持っておく必要があります。
特に火災保険の補償の対象は下に書いているように意外と広い範囲が対象になりますし、火災保険の支払いの対象になるかについて保険会社に直接聞くよりも代理店を通じて話をした方が、事故の報告も支払いをできるようにアドバイスをもらえる可能性が高いと思います。
なので、火災保険は代理店を通じて加入する必要があると感じます。(ちなみに自動車保険は事故の時に明らかに対象となる事故が分かりやすいので通販系の方がお勧めです)
ちなみに各ハウスメーカーで取り扱いをしてる保険会社は異なりますが、今あげたメリットは基本的にはどこのハウスメーカーでも対応は可能だと思います。
火災保険で補償される内容とは
今回は建物を補償の多少としてお話していきます。(家財に関しても同じ補償内容で加入することができます。)
基本的には6つの項目が補償されます。
1、火災・落雷・破裂・爆発
➡火災保険の文字通り火災によって家が焼けた場合に補償するものとなります。このほかにも落雷によって家が壊れた場合だけでなく、エアコンやテレビアンテナ、浴室乾燥機などの建物にねじやボルトなどで固定されている家電製品などが落雷によって故障した場合に対象となります。また、ガス漏れによる爆発などによって家が壊れた際の補償です。
2、風・ひょう・雪災
➡台風で瓦が飛んでしまった、雹(ひょう)が降って屋根やカーポートが壊れた、大雪の重みで雨樋が外れた、壊れた。カーポートが壊れたなどの際に補償するものです。
大雪で有名な北陸地方にすんでいるふとし夫妻にとっては必ずほしい補償内容です。
3、水濡れ
➡給排水設備が壊れて水が屋根から漏れてきた場合の補償となります。特に2階水回りを検討している住宅などはあった方がいい補償です。
ちなみにマンション住まいの方も上の階の住人さんが水を出しっぱなしにして天井にシミができたり、壁に水がしみだしていた場合なども対象になります。(自分の実家で実際にあった出来事です)
4、盗難
➡盗難なんて大した金額のものもないしうちには必要ないと考えている方、甘いですよ!盗難の補償は泥棒が窓ガラスを割ったり、家の中のものを壊した場合でも補償の対象となります。保険会社によっては鍵の交換費用なども補償してくれるサービスもあるのでご活用くださいね!
実際に盗難にあった場合、もしくは盗難の未遂となった場合であっても保険金の請求をするのに警察への届け出が必要です(警察から盗難番号というものが発行されるのでそれがないと盗難として対応できません)
5、水災
➡近年多い洪水や土砂災害などで対象となる補償です。この補償に関しては補償不要とすると大幅な保険料削減につながることがあるので保険料が高いなと感じたら削れる大きなポイントにもなります。
ただし、実際に土砂災害や洪水などになった場合に全く補償がなくなることになるので、慎重に検討してください!自治体のハザードマップなども見るものもオススメです。
6、破損・汚損
➡一番事故の頻度が高い事故です。子供が床にものを落として床を凹ませた(心も凹むと思います。)模様替えの際にベッドを移動させようとして壁にぶつけた、換気扇を掃除しようとガス台にうっかり乗っかって掃除したらガス台のガラスコートが割れた(ふとしが実家にいる際に大掃除で実際にやったことです(´;ω;`)など日常生活で起こるちょっとした不注意で起こった事象に対する補償となります。
こうしてみると結構いろんな点で火災保険って役に立ちますが、これらをすべて覚えているのはなかなか難しいと思います。せっかく建てたおうちに関して、ハウスメーカーに「こんなことがあった!」と報告するとハウスメーカーから保険で補償できないか保険会社へ確認してもらえたりするので、自分としてはハウスメーカー経由で火災保険を加入することをオススメします!
現在注文住宅を建ててる方や持ち家の方は火災保険について見直してみてもいいかもしれませんね( ´∀` )
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